「工場を買ったら、想像以上に暑かった…!」そんな工場を、たった1週間弱で-7℃涼しく出来た理由。株式会社三浦組紐工場様
創業は昭和24年、まもなく80年を迎える老舗企業・三浦組紐工場様。
先代が組紐(くみひも)工場としてスタートし、現在の主力製品は、荷物の吊り上げなどに使用される吊り具用ベルトです。「ベルトの製織」→「染色・樹脂加工」→「縫製」までの工程を一貫して自社で手掛け、日本でも早い時期から吊り具用ベルトの製造に取り組んできた、長い歴史と技術を持つ会社です。
そんな三浦組紐工場様が新設した工場で直面したのが、断熱材が一切入っていない屋根による強烈な”夏の暑さ”でした。今回は、取締役の三浦様に、サーモバリア導入の経緯から施工後の変化まで、詳しくお話を伺いました。
まず、三浦組紐工場様の事業について、簡単に教えていただけますか?

創業は昭和24年で、もう80年近くになります。もともとは先代が始めた組紐工場ですが、現在の主力製品は、荷物の吊り上げなどに使用される吊り具用ベルトです。
高強度の糸を使ってベルトを織り、染色・樹脂加工を行い、最後にミシンで縫製するところまで、一貫して自社で生産しています。これらの工程をすべて自社で手掛けており、日本でも早い時期から吊り具用ベルトの製造に取り組んできた会社の一つだと考えています。
歴史を感じますね。では、サーモバリアを導入する前、夏場の暑さでどんなお困りごとがありましたか?

10年ほど前に、増設のため工場を買ったのですが、一部の建物だけ屋根に断熱材が何も入っていなく、図面の段階では「まあ夏は大変だろうな」くらいの感覚だったのですが、実際に稼働してみたら、想定の何倍も暑くて。
真夏の体育館に、屋根から熱が降ってくる感じ、といえば伝わりますかね。
これまでに何か暑さ対策を試したことはありましたか?

スポットクーラーは入れてみました。ただ、あの広さだと焼け石に水というか。
従業員には長く働いてもらいたいと思っていたので、なんとかしたい気持ちはずっとあったのですが、あの空間全部を冷やそうとしたら、コスト的にも現実的じゃなかったですね。
暑さで製造や職人さんの働き方にも影響はありましたか?

暑いと、単純に人の動きが鈍くなりますね。
あとは採用のところでも結構響いていて。面接の時点で一旦工場に来てもらって、「これくらいの気温ですけど大丈夫ですか」って確認するようにしていたのですが、それでも実際に入って働いてみると「こんなに暑いとは思わなかった」ってなる人もいたりして。
せっかく意気込んで入ってきてくれたのに、暑さでつまずかせてしまうのは、こっちとしても申し訳ない気持ちになっていました。
そんな中で、サーモバリアを知ったきっかけは何だったのでしょうか?

もともとのつながりで、ライフテックの宮瀬さんから紹介を受けました。
付き合い自体は昔からあった人で、たまたま暑さに悩んでいたタイミングで声をかけてもらえましたよね。
遮熱塗料など、他の対策も検討されましたか?

塗料か遮熱シートか、というのは正直迷いました。
うちは海が近いので、塗料だと潮風による塩害が気にしていました。せっかく塗ってもすぐ傷んでしまったら意味がないので。
その点、シートなら内側から施工できるので、塩害の影響を受けにくいなと。「塗る」より「貼る」方が、うちの環境には合っていたので遮熱シートにしました。
施工中、工場の稼働は止めずに進められたのでしょうか?

そこが一番心配だったんですけど、結果的には工場全体を止めることなく進められました。
一部の作業だけ一時的に止めて、あとはいつも通り稼働させたまま、天井でどんどん作業が進んでいく感じでしたね。
正直、稼働を止めずにいけたのは本当に助かりました。工場を止めるのは、できれば避けたいことなので。
施工時の対応で、印象に残っていることはありますか?

作業の早さには驚きましたね!300平米くらいあったと思うんですけど、1週間弱で施工が終わってしまって。
人の手で丁寧に施工してくれたので、現場が荒れることもなかったですし、気づいたら屋根が変わっていた、くらいのスピード感でした。
施工後、暑さの感じ方に変化はありましたか?

貼った瞬間から、全然違いましたね。屋根の温度が7℃くらい下がったんですよ。
従業員の口からも「全然違うね」という声がこぼれるようになりましたね。屋根一枚でこんなに変わるんだ、というのが正直な感想でした 。
電気代や空調効率など、数字で見える変化はありましたか?

細かい数値までは正直取っていないです。でも、もし入れていなかったら、もっとひどい状況になっていたと思います。
当時と比べて、今は熱中症のことがすごく言われる時代になったじゃないですか。それを考えると、まだそこまで意識されていなかったあのタイミングでやっておけたのは、結果的にすごく良かったなと思いますね 。
導入して「一番よかった」と思う点は何ですか?

稼働を止めずに施工できたことと、体感で分かるくらい暑さが変わったこと、この2つですね。
夏の暑さを少しでも和らげることができたことに、私自身、ほっとしています。
「社員に無理をさせているんじゃないか」っていうのが、心のどこかでずっと引っかかっていたので、今振り返ると、あのタイミングで手を打っておけたのは結構大きかったなと思います 。
どんな会社にサーモバリアをおすすめしたいですか?

すでに空調を入れて、満足しちゃっている会社さんは結構多いと思うんです。でも実際は、まだまだ暑いというケースは少なくないはずなんですよね。
そもそも中小企業だと、工場全体に空調を入れられている会社自体が少ないですし、コストをかけきれないからこそ先に遮熱材を入れる方が絶対に効率がいいですよ。
空調の冷気より先に、上からの熱を防ぐ。この順番が正しいと思います。
同じように暑さで悩んでいる経営者の方へ、一言いただけますか?

すでに空調がある会社さんでも、一度「熱そのものを入れない」という考え方を検討してみてほしいですね。
遠回りせずに、そこから手をつけた方がいいと思います。
まとめ
長年組紐づくりに携わってきた三浦組紐工場様は、時代の変化に合わせて事業を柔軟に発展させてきた企業です。
今回のサーモバリア導入も、従業員が安心して長く働ける環境づくりへの強い思いから実現しました。すでに空調を導入している企業様にも、遮熱対策の重要性を伝える好例といえるインタビューとなりました。
施工情報
| 事業名称 | 株式会社三浦組紐工場 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県蒲郡市形原町東御屋敷51番地上 |
| 販売施工店 | 株式会社SUNUP(サナップ)( HPはこちら / 販売施工店紹介ページはこちら ) |
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