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サーモバリアが災害時にも役立つ!?遮熱材が役立つ理由と、遮熱・防寒に効果的なアイテムをご紹介

遮熱材・災害
サーモバリアが災害時にも役立つ!?遮熱材が役立つ理由と、遮熱・防寒に効果的なアイテムをご紹介

人が多く集まりやすい広場、公園、学校は、災害時に避難所として指定されているケースがほとんど。その一方で、広場、公園といった場所は屋外であることから、冷暖房を設置できないデメリットも……。また、学校など避難先が「屋内」であった場合も、災害時は停電などの影響を受けて冷暖房を使用できなくなる可能性大。そこでおすすめなのが、遮熱・防寒に効果がある「遮熱材(または遮熱アイテム)」です。

遮熱材には、人体の体感温度を上げる原因となる「輻射熱」を反射する作用があります。輻射熱とは、遠赤外線などの電磁波によって伝わる熱のこと。輻射熱は人体の表面のみならず、体の奥まで伝わる性質があるので、夏の暑さから身を守るには「輻射熱対策」を取ることが大切!さらに遮熱材には「熱が外に逃げるのを防ぐ」効果も見込めるので、冬の寒さ対策にも活かすことが可能です。

本記事では、遮熱材が災害時に役立つ理由とともに、遮熱・防寒に効果的な遮熱対策・アイテムを具体的に紹介していきます。

遮熱材が災害時に役立つ理由とは

災害

上述では、遮熱材には暑さ・冬の寒さ対策に効果があることについて説明しました。熱の反射・保温に役立つ遮熱材は、効果的に使用することで「災害時」にも役立つと言われています。まずは、遮熱材が災害時に役立つと言われる理由について詳しく解説していきます。

  • 理由1:気温の変化や雨風から体を守る
  • 理由2:熱を取り込み、体温低下を抑制する

理由1:気温の変化や雨風から体を守る

災害時は、停電などの影響で冷房が使用できなくなる可能性があります。

ブレーカー熱い夏の時期に冷房が使えないと、体に熱がこもり「熱中症」を引き起こしてしまうなんてことも……。熱中症とは、体温が上がることで体温調整が機能しなくなり、めまい、けいれん、頭痛などの症状を起こす病気のこと。(※引用……「熱中症について」全日本病院協会)熱中症は、重症に至ると、最悪「死」に至る恐れあり。災害時の熱中症・夏の暑さを防ぐには、停電時でも快適な環境を構築する工夫が必要とも言えるでしょう。

災害時の暑さ・熱中症対策には、家の屋根・壁に遮熱材を施工する方法があります。遮熱材とは、金属膜のアルミ箔をシート状に加工した材料のこと。(※遮熱材については、後述で詳しく説明。)遮熱材を屋根、壁に施工することで、日射による輻射熱が部屋に侵入するのを防ぐ働きがあるので、夏の暑さ対策に効果的です。

なお「公園」「広場」といった避難所では、遮熱材が施された「サバイバルシート」などの活用がおすすめ。サバイバルシートは遮熱・保温効果のあるアルミ製シートであり、体にくるむことで気温の変化、雨風から体を守ることができます。(※サバイバルシートの詳しい説明については、後述で詳しく解説。)たとえば炎天下の時期には、サバイバルシートで身体をくるむことで直射日光から体を守り、体温上昇を抑えます。その他にも、サバイバルシートには防風・防水効果が期待できるので雨風除けとしても使用できますよ。

理由2:熱を取り込み、体温低下を抑制する

風邪冬場も同じく、停電などの影響で暖房が使えないと風邪などの体調不良を招く可能性大。災害時の寒さ対策には、電気が使用できない状況下でも「寒さ」を防げる環境を、あらかじめ構築しておく方法がおすすめ。たとえば、熱を内側に反射する作用のある「遮熱材」を壁、屋根に施工することで、室内の熱が外に逃げるのを防ぐので、冬の停電時も快適に過ごせることでしょう

「広場」「公園」など屋外の避難所では、遮熱材が施された「サバイバルシート」を毛布代わりに使用する方法も。サバイバルシートには保温効果があるので、体にくるむことで体温の低下を抑制します。

災害時に便利な遮熱アイテムを紹介(個人)

災害時に停電などの影響で冷房・暖房機器が使用できない場合は、その他の対策を行う必要があります。そこでおすすめなのが、災害時に便利な遮熱アイテム。遮熱アイテムは熱を反射・吸収する作用があるので、効果的に使用することで夏や冬の暑さ・寒さ対策に効果的。本項目では、災害時に役立つ遮熱アイテムとともに、それぞれの効果的な使用方法について紹介します。

  • サーモバリアを体に巻く
  • 遮熱フィルムを窓ガラスに貼る
  • ヘルメットの内側に遮熱シートを貼る

サーモバリアを体に巻く

サーモバリア輻射・保温効果のある「サーモバリア」を体に巻くことで、「エマージェンシーシート」の代わりとして使用でき、気温の変化から身を守ります。エマージェンシーシートとは、 極薄のアルミ素材で作られた保温・防寒用のシートのこと。

エマージェンシーシートエマージェントシートは表面が金色、裏面が銀色のリバーシブル使用となっているのが特徴。それぞれ金色部分には「熱を吸収する作用」、銀色部分には「日射による輻射熱を反射する作用」があり、災害時の過酷な現場で使用することで「夏の暑さ・寒さ」から体を守る効果も。たとえば、夏の暑い時期には、金色部分を表にして体に巻き付けることにより、直射日光から身を守ることが可能です。

その一方で、「エマージェントシート」は災害用アイテムのため、災害が起こらない場合はタンスの肥やしになってしまう可能性も……。そこでおすすめなのが、輻射熱を反射する「サーモバリア」をエマージェンシーシートの代用品として使用する方法。サーモバリアとは、アルミ純度の高い金属製アルミシートのこと。

エマージェンシーシート同様、サーモバリアには輻射熱を反射する作用があるので、災害時の「暑さ対策」として活用する方法も。炎天下の避難所では、サーモバリアを体に巻くことで、日射による輻射熱の影響から身を守ります。

太陽さらにサーモバリアには、物体から放出される熱を抑える(=閉じ込める)特性も。冬の寒い時期は、サーモバリアを毛布代りとして使用すると、体から発せられる熱が外に逃げるのを防ぎ、体温低下を抑える効果も期待できるでしょう。

遮熱フィルムを車の窓ガラスに貼る

車の窓災害時には、車で避難所まで避難することもあるでしょう。とくに火災、地震で家が崩壊した場合は、車内で避難するケースもしばしば。しかし、窓の多い車は日射による熱の影響を受けやすく、冷房をつけなければ温度が上昇してしまいがち……。そこでおすすめなのが、遮熱フィルムを車の窓ガラスに貼る方法です。遮熱フィルムとは、太陽の熱と赤外線をカットするフィルムのこと。遮熱フィルムを車の窓ガラスに貼ることで、日射による熱が車内に侵入するのを防ぎます。

ヘルメットの内側に遮熱シートを貼る

ヘルメット災害時は、避難の際にヘルメットを着用するケースも。しかし、夏場の暑い時期にヘルメットを着用すると、頭部が暑さを感じることもあるでしょう。そんな時におすすめなのが、ヘルメットの内側に「ヘルメット用の遮熱シート」を貼る方法です。ヘルメット用の遮熱シートの貼り付け方は、主に以下の通り。

  1. ヘルメットのヘッドバンドを取り外す。
  2. 両面テープで、ヘルメットの内側に遮熱シートを貼り付ける。
  3. ヘッドバンドを元の状態に戻して、取り付け完了。

取り付け方は、ヘッドバンドを取り外して、テープで固定するだけなので超簡単!ヘルメットの内側に遮熱シートを貼ることで、直射日光から頭部を守ることができます。

参考記事:透湿遮熱シート(スリーアルプラザ)

災害時の遮熱・防寒に効果的な遮熱対策(業者)

災害があった時に、在宅避難を行うケースもしばしば。しかし、災害時は停電などの影響から、冷暖房が使えなくなる恐れも。災害時の在宅避難を快適にするには、業者に家の遮熱対策を依頼する方法があります。本項目では、業者に依頼することで対策可能な「遮熱対策」について具体的に紹介していきます。

  • 遮熱塗料を屋根に施工する
  • サーモバリアを屋根・壁に施工する

遮熱塗料を屋根に施工する

塗料室温上昇を抑える方法には、屋根に遮熱塗料を施工する方法があります。遮熱塗料とは、太陽光を反射する効果のある塗料のこと。屋根の温度が高くなると、その熱が屋内に侵入し、室温上昇の原因になる恐れも……。そこで日射による熱を反射する「遮熱塗料」を屋根に施工することで、室内の温度上昇を抑えます。さらに遮熱塗料には日射による輻射熱を反射する左右のみならず、太陽光に含まれる「近赤外線」と呼ばれる光を反射する機能あり。近赤外線とは、体の表面を直接暖める光の一種のこと。遮熱塗料の「近赤外線を反射する作用」により、暑さを感じにくくなります。

ただし遮熱塗料には素材によって耐用年数にばらつきがあるので、使用前にはチェックしておくのがおすすめ。具体的な遮熱塗料の種類別「耐用年数」は、以下の通り。

  • アクリル系…6年
  • ウレタン系…8年~10年
  • シリコン系…10年~15年
  • フッ素系…15年~20年以上

一般的に耐用年数の短い塗料ほど遮熱効果は低く、塗り直しを行う頻度が多くなってしまいがち。塗り直しの回数を減らしたい場合は「シリコン系」、「フッ素系」など、耐用年数が長いのもを選ぶようにしましょう。

サーモバリアを屋根・壁に施工する

サーモバリアを屋根に施工サーモバリアを屋根・壁に施工することで、日射による輻射熱が屋内に入るのを防ぐ働きがあります。サーモバリアとは、輻射熱を99%カットする遮熱材のこと。輻射熱を反射する「サーモバリア」を屋根・壁に施工することにより、室内の温度上昇を抑えます。さらに人体の体感温度を上げる「輻射熱」を抑えることで、体感温度を下げるので暑さ対策に効果的と言えるでしょう。

サーモバリアは夏の暑さのみならず、冬の寒さ対策にも効果的。屋根・壁にサーモバリアを施工することで、室内の熱が外に逃げるのを防ぎ、温度低下を抑えます。

関連記事:サーモバリアとは

遮熱効果を高めるには、アルミ純度が高いものを選ぶことが大切

遮熱効果のある「遮熱材」は、種類によって反射率が異なるので注意が必要です。たとえば、遮熱塗料の場合は反射率が約60~80%前後といわれており、単体は十分な遮熱効果が見込めない可能性あり。遮熱効果を高めたい場合は、遮熱塗料よりも輻射熱の反射率が高い「遮熱シート」を導入してみるのもおすすめ。遮熱シートとは、金属製のアルミシートのこと。

金属製アルミシートで作られている「遮熱材」は、一般的にアルミの純度が高いほど遮熱効果が高くなると言われています。遮熱効果を高めたい場合は、アルミ純度の高い遮熱シートを選びましょう。たとえば、アルミ純度99%以上のアルミ箔を使用した「サーモバリア」なら、優れた反射性能が期待できます。サーモバリア

まとめ

災害時は停電などの影響から、冷暖房が使用できず過酷な環境になることも考えらえます。災害時に夏の暑さ、冬の寒さを防ぐためには、停電になっても快適な環境を構築できる工夫が必要不可欠。そこでおすすめなのが、遮熱・保温に効果的な「遮熱材の施工」、または「遮熱アイテムの使用」です。災害時に便利な、遮熱アイテムの使用法は以下の通り。

  • サーモバリアを体に巻く
  • 遮熱フィルムを窓ガラスに貼る
  • ヘルメットの内側に遮熱シートを貼る

上記で紹介した遮熱アイテムの使用により、個人でも暑さ・寒さ対策が可能となります。さらに業者へ「遮熱対策」を依頼することで、在宅避難時の環境も快適になりますよ。業者による遮熱対策は、具体的に以下の通り。

  • 遮熱塗料を屋根に施工する
  • サーモバリアを屋根・壁に施工する

サーモバリアは一般的に「建物への施工」で使用されるケースが多いですが、災害時は体に巻き付けることで「炎天下の直射日光」または「冬の寒さ」から体を守る役割も。災害時には上記で紹介した方法を実施して、過酷な状況下でも快適に過ごしてくださいね。

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ライフテック
編集部

自宅や工場の熱問題に取り組む、株式会社ライフテックの編集部が執筆・監修を行いました。

当社は、断熱材だけでは防げない輻射熱を97%カットすることができる遮熱材「サーモバリア」を販売しております。サーモバリアは、住宅や工場などの屋根や壁に使用することで、夏の太陽の輻射熱による建物の温度上昇を抑え、体感温度を下げることができる、自宅や工場の熱問題の解消につながる製品です。

当社製品のサンプル請求、記事に関するお問い合わせなどは、各フォームからお気軽にご相談くださいませ。

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