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赤ちゃんに寒い思いをさせないために。自宅でできる寒さ対策はなにがある?具体的な寒さ対策を4つまとめてご紹介

寒さ対策・マンション・自宅
赤ちゃんに寒い思いをさせないために。自宅でできる寒さ対策はなにがある?具体的な寒さ対策を4つまとめてご紹介

寒い冬の時期に赤ちゃんの顔色が悪くなる、または手・足を触る瞬間に冷たさを感じると、不安になるものですよね。赤ちゃんは自身が寒いからといって、暖かい所へ移動をしたり、「寒い」という状態をハッキリと伝える事が出来ないので、大人の私たちが自ら感じ取って対策をする必要があります。しかし、赤ちゃんのための具体的な寒さ対策がイマイチはっきりとしない方も多いのではないでしょうか?

そのような方に向けて、本記事では赤ちゃんに寒い思いをさせないように、自宅へ寒さ対策が必要な理由と具体的な対策案を4つ紹介します。

赤ちゃんに寒さ対策が必要な理由

赤ちゃんのために自宅に寒さ対策が必要な理由は、赤ちゃんは大人に比べて体温調節の機能が未熟だからです。大人の私たちが寒くないと思っている室温であっても、体温の調節が上手くできない赤ちゃんの体感温度は私たちが感じている温度よりも寒いことがあります。加えて、体温の調節が出来ない赤ちゃんは、まだ話せない年齢の子がほとんどです。「寒い」「冷たい」などの感じている状態を伝える事が出来ないので、大人の方々が温度の変化を感じ取って未然に防いであげる必要があります。

赤ちゃんの体感温度が低い状態が続くと、風邪をひいたり、寝つきが悪くなる可能性があります。直接的な寒さが風邪の原因になることもありますが、赤ちゃんの寝つきが悪いと免疫力が低下し、風邪を引きやすくなったり、浅い睡眠が赤ちゃんの成長を妨げる可能性もあります。生まれたばかりの赤ちゃんにとって、室温の寒さはさまざまなリスクを伴うため、事前の対策が必要です。

赤ちゃんのための寒さ対策4選

前項では、赤ちゃんは体温調節が上手くできないので、寒さ対策の重要性について解説をしました。本項では赤ちゃんを迎える家庭、または赤ちゃんがいる家庭に向けた寒さ対策を4つ紹介します。

  • 室内の空気を循環させる
  • フローリングにカーペットを敷く
  • 床暖房を導入する
  • 遮熱材を床に導入する

【対策1】室内の空気を循環させる

対策の1つ目は室内の空気を循環させることです。冷たい空気は暖かい空気よりも下に溜まる性質があります。室内の空調を使っても、暖かい空気は上に上がってしまい、ハイハイで床上を歩いている赤ちゃんは設定温度よりも低い状態で過ごしています。そのような状態では、足元まで温かい空気を行き渡らせるために高い温度設定が必要で、結果的に大人たちは逆に暑さを感じることがあります。

この問題を解決するためには、室内の空気を循環させることが効果的です。具体的な対策として、空気循環器(サーキュレーター)を使って滞留している空気を動かすことが挙げられます。これにより低い高さにも暖かい空気が行き渡りやすくなります。またサーキュレーターを使わなくても、一部の家庭では室内に空気を循環させるプロペラ(シーリングファン)が設置されていることもあります。そのような場合ではシーリングファンを稼働させることも有効です。

引用画像元:冬、快適に過ごすために。暖房の適正温度と心地よい空間づくりのコツ -Panasonic-

【対策2】フローリングにカーペットを敷く

2つ目の対策は、フローリングにカーペットを敷くことです。普段私たちがフローリングに手を触れることが少ないため、冷たさを感じにくいと思いますが、冬のフローリングはかなり冷たいです。室内が温かくても、フローリングや壁、窓際は外気の影響を受けるため、室内と同じように暖かい状態になりにくいです。そのため、冷たいフローリングに直接赤ちゃんが触れることのないように、カーペットを敷くことが有効です。

またカーペットを敷くことでフローリングのクッション性が向上し、ハイハイをする赤ちゃんの手足の負担を軽減できます。さらに歩き始めの赤ちゃんが転んだ際にもクッションとして機能し、安全性を高めることができます。クッション性の高いカーペットは、赤ちゃんのいる家庭にはぜひ導入していただきたい対策の1つです。

【対策3】床暖房を導入する

対策の3つ目は、費用がかかってしまいますが...床暖房を導入することです。この対策は新築で家を建てる際やリフォーム・リノベーションを考えている家庭向けの対策です。床暖房は主に「温水式」と「電気式」の2種類があります。温水式は床下のパイプに温水を通し、お湯の熱を利用して床を温める仕組みで、電気式は床下にヒーターを設置し、ヒーターの熱で床を温める仕組みです。

どちらの方法でも、床暖房を導入すると床自体が暖かいお家を作れるので、ハイハイをしている赤ちゃんには最も最適な対策でしょう。ただし、床暖房は導入する際の費用と毎月の水道光熱費が高くなる傾向がありますので注意してください。家庭の予算を加味した上で、可能であれば導入をしてみるのが良いでしょう。

【対策4】床下に遮熱シートを施工する

床下サーモバリア対策の4つ目は、床下に遮熱シートを施工することです。こちらはリノベーションや自宅の建て替え、新築購入をご検討されている方に向いている対策です。

遮熱シートはアルミを使用した熱を反射させる素材で、熱のおおよそ7割を反射させることができます。多くの方が「断熱材とはどう違うのか?」と疑問に思うかもしれませんが、遮熱材は熱を反射させる役割を果たし、断熱材は熱の伝わりを遅らせる役割を担います。つまり、断熱材は室内の熱が逃げにくくなりますが、最終的には逃げてしまいます。一方で遮熱材は熱を反射させて逃がしません。床下に遮熱材を導入することで、室内を効率的に温めたり、一度暖めた室温を保ちやすくなります。その結果、床をハイハイする赤ちゃんも快適に過ごせます。

断熱材と遮熱材の違いについては弊社HPで詳しく解説をしているので、参考にして頂けると嬉しいです。また遮熱材は床暖房とは異なり、水道光熱費が一切かかりません。床を暖かくする対策をしたいが、毎月の水道光熱費を抑えたい方や導入の初期費用を抑えたい方にはおススメの対策でしょう。

関連記事:遮熱材と断熱材の違い -サーモバリア-

まとめ

今回は赤ちゃんのための自宅の寒さ対策が必要な理由と4つの対策方法について解説をしました。初めてのお子様だったり、寒さが厳しい地域で生まれた赤ちゃんの寒さ対策を行うには分からない事が沢山あると思いますが、本記事を参考に自宅に寒さ対策をしてもらえると嬉しいです。

またお子様の寒さ対策に関して本記事の内容だけではなく、ご自身の両親なども過去の経験から有益な情報や対策案を持っている事が多いです。色々な方々のアドバイスや知恵を借りて、効果のある寒さ対策を行って頂けると幸いです。

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ライフテック
編集部

自宅や工場の熱問題に取り組む、株式会社ライフテックの編集部が執筆・監修を行いました。

当社は、断熱材だけでは防げない輻射熱を97%カットすることができる遮熱材「サーモバリア」を販売しております。サーモバリアは、住宅や工場などの屋根や壁に使用することで、夏の太陽の輻射熱による建物の温度上昇を抑え、体感温度を下げることができる、自宅や工場の熱問題の解消につながる製品です。

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