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電気代を安くしたい場合の対策とは?電気代が高くなる原因から個人業者でできる対策まで

光熱費削減・省エネ
電気代を安くしたい場合の対策とは?電気代が高くなる原因から個人業者でできる対策まで

電気代を安くするには、電気代が高くなる原因を把握した上で、電気消費量を抑えるための対策を取る必要があります。

たとえば、基本料金が高い場合はアンペア数の見直し、建物の気密性・断熱性が低い場合は節電効果のある商品の利用や、リフォームなどを行うことで抑えることができます。

本記事では、電気代が高くなる原因を紹介した上で、電気代を抑えるための方法について具体的に紹介します。

電気代が高くなる原因

電気代は電力会社との契約内容や、建物の構造などの要因により高くなります。まずは電気代が高くなる原因について、具体的に紹介します。

  • 契約しているアンペア数が高い
  • 建物の気密性、断熱性能が低い

契約しているアンペア数が高い

契約している電力会社のアンペア数が高いと、電気代が高くなる恐れがあります。アンペアとは電流の強さを表す単位のことであり、契約アンペア数が高くなるとその分電気代の基本料金が上がります。

契約アンペア数を変更したい場合は、契約している電力会社にアンペア数変更の連絡をする必要があります。 アパート・マンションなどの集合住宅では所有者や管理人の承諾が必要なケースもあるので、事前にアンペア数を変更していいか確認しておきましょう。

建物の気密性、断熱性能が低い

エアコン建物の気密性、断熱性能が低いと冷暖房の効率が悪くなり、電気代が高くなります。一般的にマンションよりも一戸建ての方が専有面積が広くなり、冷暖房設備の負担が大きくなります。

さらに一戸建てはコンクリートのマンションより気密性や断熱性が低く、外気の影響を受けやすい傾向があります。外気の熱や冷気を受けやすいと、室温の影響を受けやすく、冷暖房の効きが悪くなり電気代が上昇します。

電気代を安くする方法(個人)

電気代の削減は、個人でも対策を取ることができます。本項目では、個人で対策できる「電気代を安くする方法」について紹介します。

  • 電気の契約料金や、契約アンペアを見直す
  • 節電効果の高い家電に買い替える
  • カーテンを、断熱カーテンに変える

電気の契約料金や、契約アンペアを見直す

電卓電気の契約料金や、契約アンペアを見直すことで、基本料金を抑えることができ、電気代を安くできます。電気の基本料金は、契約アンペア数が高いほど高くなります。

もし電力会社と最初に契約する際に、必要以上に高い契約アンペアを選んだままなのであれば、基本料金を無駄に支払い続けることになるので注意が必要です。

電気代が高いと感じる方のなかで、契約アンペアを初期契約のまま変更していないという方は、現在契約中のアンペア数を改めて検討してみましょう。

節電効果の高い家電に買い替える

冷蔵庫自宅の家電を節電効果の高いものに買い替えることで、電気消費量を減らすことができ、電気代の節約に役立ちます。

資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2014年冬版」によると、2003年度では600~680kWh程度だった401~450Lクラスの冷蔵庫の年間消費電力量は、2013年度では200~220kWhと、10年間の間で消費電力が約3分の1となっています。

資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2014年冬版画像引用:資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2014年冬版

家電商品は新しいものほど省エネ効果が高いケースが多いので、古い家電を新しいものや、省エネタイプのものに買い替えることで電気代を節約できます。

関連記事:資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2014年冬版

カーテンを、断熱カーテンに変える

カーテンカーテンを断熱カーテンに変えることで外気の影響を抑え、冷暖房の効きが良くなるので、省エネ効果が期待できます。断熱カーテンとは、カーテンの裏地に特殊な加工が施されているカーテンのことです。

断熱カーテンは、生地の間に空気の層が多く含まれており、室内外へ熱が移動するのを抑えます。夏は外の熱を抑え、冬は室内の熱が外に逃げるのを防ぐため、室温を快適に保てるようになり、冷暖房の消費電力を軽減します。

電気代を安くする方法(リフォーム)

電気代を安くする方法には、節電効果のあるリフォームを行うなど、さまざまな方法があります。電気代を安くする方法について、具体的にそれぞれ詳しく解説します。

  • 節電器を利用する
  • ソーラーパネル(太陽光発電)を設置する
  • 遮熱シートを壁に施工する

節電器を利用する

電気ブレーカー節電器を利用することで、電圧を下げて消費電力を落とせることから、節電効果が見込めます。節電器とは、変圧器で電圧を下げ、電力量を減らす装置のことです。

節電器の設置により消費電力が減少し、電気代を安く抑えることができます。ただし節電器を利用する場合は、限界値である8%以上下げると、負荷機器の誤動作、不具合が生じる恐れがあるので注意しましょう。

ソーラーパネル(太陽光発電)を設置する

太陽光発電屋根にソーラーパネル(太陽光発電)を設置することで、集めた太陽エネルギーを電力へと変化させることが可能となり、電気消費量を軽減できます。

ソーラーパネルとは、シリコン半導体などに光が当たると電気が発生する現象を利用して、太陽の光エネルギーを電気に変換する発電装置のことです。ソーラーパネルの設置により自宅で電力を生み出せるようになるため、光熱費の削減が期待できます。

遮熱シートを壁に施工する

省エネ対策にサーモバリアスリム施工遮熱シートを壁に施工することで、室内の空調効率をアップさせ、間接的に光熱費を抑える効果が期待できます。遮熱シートとは、輻射熱を反射する遮熱材のことです。

遮熱シートを壁に施工することで、夏は日射による輻射熱が室内に侵入するのを防ぎ、室温上昇を防ぎます。冬は、電気ストーブなどの輻射熱を室内側へ反射させ、室温低下を抑えます。遮熱シートによって快適な室温を保てることから冷暖房の空調効率がアップし、電気消費量を削減します。

関連記事:光熱費を抑える方法とは?光熱費が高くなる原因と具体的な10個の対策

遮熱シートを壁に施工するなら、断熱材との併用がおすすめ

遮熱シートを壁に施工するなら、伝導熱、対流熱が屋外に放出されるのを抑える断熱材との併用がおすすめです。熱の移動には輻射熱、伝導熱、対流熱の3種類があります。

熱の種類遮熱シートは輻射熱を反射する作用がありますが、湯たんぽ型の伝導熱、エアコン型の対流熱を抑えることはできません。そこで、伝導熱、対流熱を抑える働きを持つ断熱材と併用することで、すべての熱移動を抑える「理想の断熱」が実現します。

理想の断熱関連記事:理想の断熱

まとめ

電気代は契約料金の見直しなど個人による対策や、節電効果のあるリフォームを行うことで抑えることができます。電気代を安くする方法は、具体的に以下の通りです。

電気代を安くする方法(個人)

  • 電気の契約料金や、契約アンペアを見直す
  • 節電効果の高い家電に買い替える
  • カーテンを、断熱カーテンに変える

電気代を安くする方法(リフォーム)

  • 節電器を利用する
  • ソーラーパネル(太陽光発電)を設置する
  • 遮熱シートを壁に施工する

電気代を抑える対策はソーラーパネル、遮熱シートの施工など業者にリフォームをお願いすることで、より広範囲に渡り対策が可能となり節電効果がアップします。

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ライフテック
編集部

自宅や工場の熱問題に取り組む、株式会社ライフテックの編集部が執筆・監修を行いました。

当社は、断熱材だけでは防げない輻射熱を97%カットすることができる遮熱材「サーモバリア」を販売しております。サーモバリアは、住宅や工場などの屋根や壁に使用することで、夏の太陽の輻射熱による建物の温度上昇を抑え、体感温度を下げることができる、自宅や工場の熱問題の解消につながる製品です。

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