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建設業の特許工法とは?特許工法の販売・施工を行う3つのメリットと、弊社の保有する特許工法について

建設業の特許工法とは?特許工法の販売・施工を行う3つのメリットと、弊社の保有する特許工法について

「特許」という言葉は、すでに多くの方々がご存知ですよね。特許とは要件を満たす発明・開発技術を行ったものに対して、その発明・開発技術を独占的に使用することを認める権利のことです。

そして建設業においても「特許」というものは数多くあり、その中でも特許が必要になる技術・工法のことを『特許工法』と呼びます。

建設業に携わっている方の中には、「特許工法の技術を取り扱うことで、どんなメリットがあるのだろう?」「うちでも特許工法を取得できるのかな?」「特許工法を使って新規事業を始めれないかな?」と考えている方もいらっしゃるはずです。そこで本記事では、建設業における特許工法の意味や、特許工法を販売・施工をするメリットについて紹介します。

建設業における「特許工法」とは

画像引用先:特許ってどんな制度?~保護対象は“発明”~(日本弁護士会)

結論から述べます。建設業における特許工法とは、「工法を開発したところが、独占的に利用・使用できる権利」を意味します。

特許を取得するには、特許庁に特許出願を行って、出願内容について審査を受けなければなりません。特許を取得することにより、その発明・開発技術が「独占技術」として認定されるようになり、他の企業は無許可で販売・施工することがなくなります。

参考記事:建築に関する特許を徹底解説!建築特許を取得するメリットも紹介(知財タイムズ)

特許工法の販売・施工を行う3つのメリット

独占技術となる「特許工法」の販売・施工を行えるようになると、企業はどのようなメリットを得られるのでしょうか?ここでは、建設業が特許工法の販売・施工を行うことで得られるメリットを3つ紹介します。

  1. 技術力・信頼度をアピールできる
  2. 価格競争を回避できる
  3. 独自性を示すことができる

【メリット1】技術力・信頼度をアピールできる

特許工法は、国から「優れた技術」として認めらたことの証明です。つまり、特許として認定された特許工法を販売・施工できるということは、「国から認められた技術を提供できる」という意味でもあるので、企業の技術力・信頼度アップにも役立ちます。

そもそも特許として認められる技術は、「技術が最先端である」ことを、公的に認められているからこそ。公的に認められた技術を販売・施工できるということは、営業において強力な付加価値となり、契約交渉もスムーズに進むことでしょう。

参考記事:特許取得のメリット(奈良特許事務所)

【メリット2】価格競争を回避できる

特許工法を販売・施工ができるのは、原則、その権利を持つ1社のみです。競合他社が販売できる技術であれば、価格競争が発生する可能性がありますが、独占的に販売できるので価格競争は起こりません。

仕事によってはコンペや相見積もりによって、値下げの必要が発生し、利益が少なくなることもあるでしょう。しかし特許工法を用いたサービスであれば、競合他社の傘下による価格競争(≒値下げ)は起こりません。

適正価格で仕事を獲得しやすいのも、特許工法のメリットの一つです。

【メリット3】独自性を示すことができる

特許工法は国から定められた技術であることから、競合企業は許可を受けない限り、その技術は利用できません。つまり独自性の高い工法になるため、集客において非常に強い武器となります。

誰でも使える技術ではないからこそ、それが特許工法を持つ会社の強みとなり、マーケティング上でも非常に効果的なアピールポイントとなります。

弊社の保有する「特許工法」についてご紹介させてください。

弊社は「サーモバリア」という遮熱材の販売・施工を行う会社です。そしてこのサーモバリアを折板屋根に施工する特別な技術として「サーモバリア スカイ工法」を用いており、この工法は特許工法となっています。

そしてこの特許工法は弊社だけでなく、スカイ工法を全国に普及してくださるサーモバリアスカイ工法代理店の方々にも、販売・施工いただける仕組みになっております。代理店に加盟いただくことで、特許工法が使用できるようになるのです。

ここでは、特許工法である「スカイ工法」の詳しい説明と、スカイ工法代理店の加盟条件、加盟によって参加が可能な研修制度について紹介します。

  • スカイ工法代理店になると販売・施工が可能となる、特許工法「スカイ工法」とは?
  • スカイ工法代理店の加盟条件とは?
  • 営業研修・施工研修とは?

特許工法「スカイ工法」とは?

スカイ工法とは、輻射熱の反射に優れた「スカイシート」を特殊な工法で屋根に取り付ける施工方法のことです。

スカイ工法スカイ工法は輻射熱の反射に優れた「スカイシート」を、工場や倉庫の折板屋根に直接取り付ける工法であることから、施工先の工場が稼働中でも施工が可能で、作業者の技量の優劣・作業時の天候に関係なく均一な遮熱効果を発揮できる、といったメリットがあります。

スカイ工法代理店の加盟条件とは?

特許工法である「サーモバリア スカイ工法」の販売・施工を行うには代理店に加盟する必要があり、加盟するには「加盟条件」を満たさなければなりません。スカイ工法代理店で定めている「加盟条件」については、主に以下のとおりです。

  • 条件1 自社または協力会社で施工ができること
  • 条件2 原則、建設業許可票を保有していること(※500万円以上の工事の場合、必須となります)
  • 条件3 社内にサーモバリアの窓口となる専任の担当者を必ず1名設定
  • 条件4 50万円〜の保証金が必要

スカイ工法は施工が伴う販売となるため、原則、工場に販売して施工は工場オーナーにお任せする、といった方法を認めておりません。そのため「サーモバリア スカイ工法」の代理店は、加盟条件に「自社または協力会社で施工できる事」としています。

その他にも、それぞれの加盟条件が定められている理由には、明確な意図がありますので、しっかりと把握したうえで加盟のご相談をいただけると嬉しいです。加盟条件についての詳しい内容については、以下の「関連記事」にて詳しく解説しております。

関連記事:サーモバリア代理店への加盟条件に「自社または協力会社で施工ができること」としている理由
関連記事:建設業許可票は絶対に必要?サーモバリア代理店になる上で「建設業許可票を保有していること」を必須としている理由
関連記事:代理店加盟条件に「窓口となる専任の担当者を必ず1名設置する」を設けている理由って?
関連記事:「保証金」は何のための費用?スカイ工法代理店の加盟条件に「50万円以上の保証金が必要」としている理由

営業研修・施工研修とは?

スカイ工法代理店としての活動をスムーズに進めていただくには、商品の正しい知識・説明スキルや、施工に必要な技術・ノウハウを取得しなければなりません。

スカイ工法代理店加盟を検討している方の中には、「施工経験がないので、うまく新規事業がスタートできるか不安……」と感じている方もいることでしょう。そこで「スカイ工法代理店」では、施工・販売そのものが未経験であっても新規事業として活動していただけるように、営業研修や施工研修を実施しています。

研修では、不明点や疑問点を質問することも可能ですので、施工・販売未経験の方も安心して新規事業をスタートできます。

まとめ

特許工法を販売・施工することで、得られるメリットは以下のとおりです。

  • 技術力・信頼度をアピールできる
  • 価格競争を回避できる
  • 独自性を示すことができる

独占技術である特許工法の販売・施工を行うことは、企業の信頼度や独自性のPRにも貢献します。「新規事業として、特許工法の技術を施工・販売してみたい」という企業様は、ぜひスカイ工法代理店への加盟をご検討いただけると嬉しいです。

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桜井 宏樹

営業として、日々さまざまな会社にサーモバリアの遮熱効果や施工事例をご紹介しております。セミナーを通じて、参加者の皆様にサーモバリアの良さを知っていただき、また「実演」で見ていただき、社会から必要とされる背景なども詳しくお伝えできればと思います。

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