断熱材「ロックウール」の全て。気になるメリット・デメリット、特徴や価格まで

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断熱材「ロックウール」の全て。気になるメリット・デメリット、特徴や価格まで

断熱材は熱を遅らせる素材のことであり、その中でも断熱材ロックウールは性能に優れた特徴があります。断熱材ロックウールは天然の鉱物原料を加工して作られ、耐火性、耐久性に優れたメリットがあります。その一方、断熱材ロックウールは湿度に弱い、値段が高いなどのデメリットもあります。本記事では、断熱材の性能を踏まえた上で、メリット、デメリットについて紹介します。

そもそも断熱材とは?

断熱材の仕組み断熱材とは、空気を多く含んだ素材であり、熱の伝わりを遅くする材料のことです。断熱材は、空気の層が多いほど断熱効果が高くなります。また、対流熱、伝導熱などの熱を抑える効果があります。ただし断熱材は太陽の熱を吸収するため、輻射熱には効果が期待できません。

とくに夏場は太陽から放射された輻射熱により、室内が高温となる可能性があります。そこで、日射を反射する遮熱材と併用することで、さらに断熱効果を高めることができます。断熱材については下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ合わせて読んでみてください。

断熱材ロックウールとは?

ロックウール断熱材ロックウールとは、鉄炉スラグや玄武岩、安山岩などの鉱物原料を高温で加工し、それを綿繊維常に加工してつくられた断熱材の一種です。防音、断熱性能に優れており、空港などの商業施設などで利用されています。断熱材ロックウールの耐熱温度は600℃と高く、耐火性にも優れています。断熱材ロックウールは性能が高いメリットがあるものの、値段が高いデメリットもあります。

断熱材ロックウールのメリット

ここでは、以下のような断熱材ロックウールのメリットについて紹介します。

  • 断熱効果に優れている
  • 効果が長持ちする
  • 防音・吸音性があり音を抑える効果がある

断熱効果に優れている

断熱材ロックウールは、優れた断熱性能を発揮します。断熱材ロックウールは微細な繊維の隙間に大量の空気を含み、「動かない空気の壁」を作ります。空気の壁によって熱の移動を防ぎ、暖気、冷気の侵入を抑えます。断熱材ロックウールは、繊維の密度が高く、厚みがあるほど通気抵抗が増し、断熱性能が上昇します。

効果が長持ちする

断熱材ロックウールは耐久性、脱水性に優れており、経年変化が少ないメリットがあります。断熱材ロックウールは耐久性が高く、経年変化が少ないため長期にわたり高い断熱効果を維持します。さらに断熱材ロックウールは吸水性が小さいことから、製品の片面に防湿層を施すことで、躯体腐食の原因となる内部結露を防ぎます。

防音・吸音性があり音を抑える効果がある

断熱材ロックウールには、防音、吸音性能に優れています。断熱材ロックウールでは、繊維間に詰まった空気が音のエネルギーを吸収し、音の侵入を抑えます。断熱材ロックウールの優れた防音、吸音性能が、静かな空間を生み出すことに役立ちます。ただし低音域(周波数が低い領域)の吸音率は、高音域に比べて低い傾向があります。その場合は、ロックウールの厚さを増やすことで改善可能です。

断熱材ロックウールのデメリット

断熱材ロックウールは性能に優れたメリットがある一方、デメリットもあります。断熱材ロックウール導入には、メリットだけでなくデメリットも踏まえた上で検討すると安心です。本項目では、以下のような断熱材ロックウールのデメリットについて紹介します。

  • 価格が高い
  • 湿度に弱い

値段が高い

断熱材ロックウールは、無機繊維系断熱材の一種です。無機繊維系断熱材には、断熱材ロックウールの他にグラスウールがあります。いずれも無機質の繊維を綿状に加工している点は同じですが、ロックウールは撥水性、耐水性などがグラスウールよりやや優位となります。

人工繊維系であるグラスウールと比較すると、ロックウールのほうが性能が良い分、値段は少々高めです。ロックウールとグラスウールの性能や価格の特徴をまとめると、それぞれ以下の違いがあります。

  • 防音、熱伝導率、耐火性はロックウールが優位
  • コストパフォーマンスはグラスウールがやや高め

いずれも長所と短所があるため、断熱材を選ぶ際にはコスト、性能、現場の環境をトータルで検討するのがオススメです。

湿度に弱い

断熱材ロックウールは耐水性に優れた素材ではあるものの、湿度に弱いため注意が必要です。そのためロックウールは、水分を吸うと繊維の性質が変化し、微細な空隙が失われることにより断熱性能が低下する可能性があります。

断熱材の種類

木造住宅の壁にはめ込まれた断熱材断熱材の種類は、素材の性質によって分けられます。種類は、大きく分けて以下の3つに分類されます。

  • 無機繊維系断熱材
  • 木質繊維系断熱材
  • 発泡プラスチック系断熱材

その中でも、代表的な断熱材の種類は以下となります。

  • ロックウール
  • グラスウール
  • セルローズファイバー
  • フェノールフォーム

ロックウールとグラスウールは、無機繊維系断熱材となります。ロックウールは鉄炉スラグや玄武岩などの鉱物原料、グラスウールはガラス繊維を加工して作られた断熱材です。ロックウールの性能は、グラスウールと比較すると耐水性や断熱性が高く、性能に優れています。

セルローズファイバーは木質繊維系断熱材であり、古紙を再利用した天然の木質繊維を加工した断熱材です。フェノールフォームは発泡プラスチック系断熱材の一種で、フェノール樹脂に発泡剤、硬化剤などを加えボード状に形成したものです。

 

断熱材と併用して暑さ対策を万全にするおすすめの方法

ロックウールは、耐火性、耐久性などに優れた素材です。ただし前述の通り、日射による輻射熱には効果が期待できません。そのため、日射対策に効果的な他の暑さ対策と併用することで効果を最大限発揮できます。本項目では、ロックウールと組み合わせて使用することで暑さへの対策が高まる以下の方法について紹介します。

  • 排熱換気扇をつける
  • 遮熱シートと併用する

排熱換気扇を取り付ける

屋根裏は、日射による熱がこもりやすい場所です。輻射熱が屋根裏にこもると、室内に熱がこもるなど温度上昇の原因となります。屋根裏の熱を抑えるには、こもった熱を排出するなどの対策を取ることが大切です。そこで、屋根裏に排熱換気扇を取り付けることで、熱を随時排出できるようになり、熱の侵入を抑えます。

排熱換気扇の取り付けには天井、壁に穴をあけるなど建築的な知識が必要なため、専門の業者にお任せするのがオススメです。

また、屋根裏の換気扇工事の相場は、設備代、作業代、設備代含めて約50,000~150,000円ほどです。建物の規模や業者によって金額が異なるため、複数の業者に見積もりを取り、料金を比較してから依頼を検討するのが望ましいです。

遮熱シートと併用する

サーモバリア遮熱シートは、金属膜のアルミ箔をシート状に加工したものです。遮熱シートは、日射による輻射熱を反射して熱の伝わりを抑えます。遮熱シートは断熱材ロックウールのように厚みは必要ないため、価格も抑えられます。遮熱シートは、アルミの純度が高いほど反射性能が高まる特徴があります。より遮熱効果を高めるなら、輻射熱を97%カットする遮熱シート「サーモバリア 」など、アルミ純度の高いものを選びましょう。

ただし遮熱シートは金属膜であるため、対流熱、伝導熱にはあまり効果がありません。そのため、断熱材と併用することで、より暑さ対策に効果を発揮します。

まとめ

断熱材ロックウールは耐久性、脱水性など性能に優れた素材です。ただしデメリットとしては、グラスウールなど他の断熱材より価格が高くなる傾向があります。また、ロックウールは暑さの原因となる日射による輻射熱に対しては、効果が期待できないため、輻射熱を反射する遮熱シートと併用して使用する事がオススメです。

断熱材と合わせて使用する遮熱シートは高純度なアルミ箔ほど遮熱効果に優れているため、アルミ純度99%以上の当社製品サーモバリアの利用を検討してみてください。断熱材ロックウールと遮熱シートを併用して、夏の暑さ対策を万全にしましょう!

また、当社の遮熱材「サーモバリア」のカットサンプルやカタログも無料でお届けしております。もしご興味のある方いましたら、ぜひ以下のリンクからご連絡ください。

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ライフテック
編集部

自宅や工場の熱問題に取り組む、株式会社ライフテックの編集部が執筆・監修を行いました。

当社は、断熱材だけでは防げない輻射熱を97%カットすることができる遮熱材「サーモバリア」を販売しております。サーモバリアは、住宅や工場などの屋根や壁に使用することで、夏の太陽の輻射熱による建物の温度上昇を抑え、体感温度を下げることができる、自宅や工場の熱問題の解消につながる製品です。

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