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暑さ対策

体育館の暑さ対策。体育館は、なぜ屋外より暑くなる?

体育館の暑さ対策。体育館は、なぜ屋外より暑くなる?
ライフテック編集部

ライフテック編集部

みなさんは、体育館で活動している時に、「屋外より暑いかも……」と感じたことはありませんか?体育館は熱がこもりやすい構造のため、熱中症のリスクが高い環境のひとつです。とくに屋内は屋外より湿度が高くなる傾向があるため、暑さだけでなく湿度への対策も欠かせません。

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間さらされることで体温調節機能がうまく働かなくなり、めまいや立ちくらみ、倦怠感などの症状が現れることを指します。対策が不十分な場合、利用者の健康被害につながるだけでなく、施設管理者が安全配慮義務違反を問われる可能性も……。こうした事態を防ぐためにも、学校側には体育館の暑さ対策を適切に行うことが求められます。

本記事では、体育館で熱中症が発生しやすい理由をはじめ、効果的な予防策・設備投資のポイントについて詳しく解説します。

体育館に暑さ対策が求められる理由

文部科学省の「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き(概要)」によると、近年、学校管理下で発生する熱中症は、小学校・中学校・高等学校などを合わせて年間約5,000件に上ります。一方で、熱中症による死亡事故は年間0~2件程度と減少傾向にありますが、重症化や事故を防ぐためには、熱中症に関する正しい知識と適切な対策が欠かせません。

このような背景から、学校施設においては熱中症対策の重要性がますます高まっています。ここでは、体育館に暑さ対策が求められる理由について詳しく解説します。

  • 空調設備の未整備・能力不足
  • 天井が高く、輻射熱の影響を受けやすい
  • 高温多湿な環境のため

空調設備の未整備・能力不足

文部科学省の調査によると、公立小中学校の体育館における空調設置率は、全国平均で22.7%(令和7年5月1日時点)となっています。

画像引用:公立学校の体育館等における空調(冷房)設備の設置状況調査実施(文部科学省)

体育館のような大空間を冷却するには莫大なコストがかかるため、設置が見送られているケースも少なくありません。また、空調が設置されている場合でも、施設の広さに対して十分な能力が備わっていない、あるいは電気代を懸念して適切に運用されていないといった課題も多く見られます。

天井が高く、輻射熱の影響を受けやすい

体育館の屋根には、金属製の折板屋根が採用されることが多いです。折板屋根は凹凸のある形状であり、建物の強度を高めるために大型施設などで広く使用されています。しかし、金属は熱を吸収しやすいため、屋根に蓄積した熱が室内へ伝わり、夏は室温が上昇します。

体育館窓

さらに、熱は高い場所から低い場所へ移動する性質があるため、天井が高い体育館では足元付近に熱がこもってしまいがち。加えて、体育館は大きな窓を備えていることが多く、日射の影響を受けやすい構造のため、そこで過ごす人が暑さを感じやすくなります。

高温多湿な環境のため

体育館は、窓が上部に設けられていることが多く、一般的に閉め切られているケースが多いです。換気が難しいことから室内に熱がこもりやすく、夏場は温度が上昇しがちです。

さらに、体育館は運動するための施設であることから、活動する人の熱が室内に滞留しやすく、湿度も高くなります。こうした複数の要因が重なり、体育館は暑さが蓄積しやすい環境になっています。

体育館で利用できる、熱中症対策グッズ

昨今では、100均やホームセンターなどで、手軽に購入できる熱中症対策グッズも豊富です。ここでは、体育館で利用が可能な熱中症対策グッズを紹介します。

  • ハンディファン
  • ネッククーラー
  • WBGT計

ハンディファン

ハンディファンは、コンパクトな携帯型の扇風機です。使い方はとても簡単で、電源を入れて首に掛けるだけで使用できます。コードレスで軽量なため、暑さを感じる部分に風を当てるだけで手軽に涼しさを得られるのもメリットのひとつ。設置場所を必要としないため、運動時や災害時など、さまざまな場面で活用できる点も魅力です。

ハンディファンには、ストラップ付きのタイプやU字型のもの、静音タイプなどさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。目的や使用シーンに合わせて、最適なタイプを選びましょう。

ネッククーラー

ネッククーラーは、首元を冷やすためのアイテムです。首には太い血管である頸動脈が通っており、ここを冷やすことで効率よく体温を下げることができます。

ネッククーラー

ネッククーラーにはさまざまな種類があり、保冷剤を入れ替えて繰り返し使えるタイプもあります。ただし、長時間の使用は体に負担をかける可能性があるため、適度な時間での使用をおすすめします。

WBGT計

WBGT計は、暑さ指数(WBGT)を測定するための機器のことです。WBGTは、Wet Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)の略称であり、黒球温度・湿球温度・乾球温度の3つの測定値をもとに算出されます。温度だけでなく湿度なども反映されるため、熱中症対策に最適です。

WBGT計は、JIS規格に準拠した製品であれば1万円前後から購入できるものもあり、予算に合わせて選ぶことが可能です。

建物全体の暑さ対策

暑さをより確実に防ぐには、建物全体で対策を行うのがおすすめです。体育館向けの暑さ対策設備にはいくつか種類があり、効果や特徴はさまざまです。施設の環境や予算に応じて、最適な方法を選びましょう。ここでは、体育館の暑さ対策について具体的に紹介します。

  • 業務用空調・スポットクーラーを設置する
  • 大型扇風機・シーリングファンの使用
  • 遮熱シートを屋根に施工する

業務用空調・スポットクーラーを設置する

体育館の暑さ対策には、業務用空調(パッケージエアコン)やスポットクーラーを導入する方法が有効です。

業務用空調は広い面積を冷やすための設備であり、家庭用より高い冷却能力を持ちます。一方で、初期費用が高額な上に、ランニングコストも大きい点が課題のひとつです。

スポットクーラーは、特定の場所を局所的に冷やす設備のことです。数万円台から導入できるものから、業務用の数十万円台のものまで種類が豊富なため、業務用空調より導入コストを抑えることが可能です。ただし、排熱ダクトを適切に屋外へ接続しないと、排熱が室内にこもり、逆に室温が上昇するリスクがあるため、取り扱いには注意が必要です。

大型扇風機・シーリングファンの使用

空気を循環させて体感温度を下げる方法として、大型扇風機やシーリングファンの導入が挙げられます。

大型扇風機は、業務用として作られたサイズの大きい扇風機を指します。室内に強い風を巡らせることができるため、夏の暑い時期でも快適な環境づくりに役立ちます。

シーリングファンは、天井付近に溜まった熱気を循環させるための設備で、天井に設置することで室内の熱こもりを防ぎます。これらの設備は風を起こすことで汗の蒸発を促し、気化熱によって体感温度を下げる効果も期待できます。

遮熱シートを屋根に施工する

遮熱シートは、輻射熱を反射する性質を持つ金属製のアルミシートのことです。輻射熱とは、遠赤外線によって伝わる熱のことで、人体の体感温度を上げる要因のひとつ。遮熱シートを屋根に設置することで、日射によって発生する輻射熱を反射し、室温の上昇を抑えることが可能です。

また、屋根裏や天井面に施工することで、館内へ侵入する熱そのものを遮断します。遮熱シートは、暑さの原因となる輻射熱を大幅にカットできるため、エアコンの設置が難しい体育館の暑さ対策として有効です。

体育館の暑さ対策には「サーモバリア」がおすすめ

遮熱シートは、アルミ純度が高いものほど、優れた遮熱性能を発揮します。弊社の遮熱シート「サーモバリア」は、アルミ純度99%以上のアルミ箔を使用しており、輻射熱を効果的に反射・抑制することが可能です。

体育館に遮熱シートを施工する場合は、弊社で対応が可能なスカイ工法、または屋根下工法がおすすめです。それぞれの特徴は、以下のとおりです。

  • スカイ工法……屋根の表面に遮熱シートを直接貼り付ける工法です。
  • 屋根下工法……パイラックと呼ばれる金具を梁(H形鋼)に固定し、結束バンドやワイヤーを用いて遮熱シートを取り付ける工法です。

スカイ工法は、屋根の接合部(ジョイント部分)を保護できることから、雨漏り対策としても効果を発揮します。一方、体育館は室内空間が広く、足場の設置を妨げる障害物が少ないため、建物内部から施工を行う屋根下工法にも適しています。

スカイ工法の貼り方

屋根下工法は屋根に作業員が登る必要がないため、天候の影響を受けにくく、安全性に配慮しながら施工を進めることが可能です。

ただし、屋根下工法では遮熱シートを金具やワイヤーで固定するため、地震・強風などの外力によって固定部が緩む可能性も……。その結果、遮熱シートが落下し、人や設備に被害を及ぼすおそれもあるため、地震の多い地域や振動が発生しやすい施設では、固定の際に十分な配慮が必要です。

まとめ

体育館の暑さ対策は、個人でできるものから、空調設備などの導入などさまざま。スポットクーラーなどの空調設備は広い範囲で涼しくできますが、継続的に電気代などのランニングコストが発生します。初期費用が安くても、ランニングコストが高ければ、トータルでの負担は大きくなってしまうので注意が必要です。

弊社の遮熱シート「サーモバリア」なら、一度設置すれば耐用年数は10年であり、ランニングコストもかかりません。施工も屋根に張り付けるのみなので、コストを抑えて設置することが可能です。空調効率を高めたいが、設置コストを抑えたい、体育館の暑さ対策を検討している方は、サーモバリアの施工をぜひご検討ください。

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ライフテック編集部

ライフテック編集部

自宅や工場の熱問題に取り組む、株式会社ライフテックの編集部が執筆・監修を行いました。

当社は、断熱材だけでは防げない輻射熱を97%カットすることができる遮熱材「サーモバリア」を販売しております。サーモバリアは、住宅や工場などの屋根や壁に使用することで、夏の太陽の輻射熱による建物の温度上昇を抑え、体感温度を下げることができる、自宅や工場の熱問題の解消につながる製品です。

当社製品のサンプル請求、記事に関するお問い合わせなどは、各フォームからお気軽にご相談くださいませ。

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